WCOとは?

団員メッセージ

ユミさん(ヴァイオリン)

妊娠6ヶ月のお腹を抱え、WCO最後のステージ。学生時代、毎日弾いていたバイオリンから離れ、仕事と2人の子育ての日々を送っていましたが、子供がチェロ&バイオリンを習い始め、一緒にアンサンブルをやることに。といっても"どんぐりころころ"程度ですけどね。
その間、たま〜に楽器を出して1人で弾いてみることもありましたが、やっぱり合わせる楽しさは格別!いつかはまたオケで弾きたいという秘め続けた想いを、思い切って当時の後輩に相談したところ、再び参加させていただくことになりました。
10年ぶりのWCOは、組織も音楽も、音楽を追及するメンバーの意気込みも、当時よりずっと成長していました。
久しぶりのステージは当時と変わらず緊張の空間。違うのは客席にの子供の姿。ママ〜!あの曲良かったよ!今度はドラクエやってね♪そんな家族の応援が嬉しく、今週も練習へ向かいます。子供が巣立ってからもずっとずっとここで弾き続けていたいな〜と思いながら。

タイショー(ホルン)

演奏会や芝居を客席で観ているとき、良い演奏(演技)が繰り広げられると物凄くステージに集中しているものです。逆に自分が舞台上で演奏している時に客席の様子を窺うと、演奏がどれほど受け入れてもらえているのかおおよそ見当がついてしまいます。もっと頑張らないと!話は変わりますが、「ルネッサンス」の頃はいわゆる「万能の天才」が活躍していました。「指揮者」は今でもこの流れを汲んでいるのではないかと思います。豊富な知識を持っているだけでなく器楽演奏にも長けていて、演奏者に自分の音楽を納得させる交渉術にも優れた方が大勢いらっしゃるから。そんな肝心かなめの指揮者を招かないオーケストラで演奏するのは、やり甲斐があり過ぎて逆に辛さを覚えることも多々あります。私が担当するホルンについて、大編成のオーケストラに比べ室内オーケストラでは地味な役回りをすることが多いのですが、たまに見せ場が回ってくることがあります。そんな時「スポットライトが眩し過ぎて」「上手く台詞をまわせなかった」なんてことにならぬよう励んでまいりま す。仕事も私生活もすべて芸のコヤシ?

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